胃カメラのトリビア、知ってる?

胃カメラと言えば、最新の技術が詰まった新時代の検査というイメージがあるかと思いますが、実は初めて内視鏡らしきものが作られたのは紀元前460年頃なのです。記録によれば、ギリシアの医師が直腸を覗くための道具として使っていたということで、最初は胃ではなく腸カメラだったのですね。1868年になると、ドイツのクスマウルという教授が、どうしても胃の中を見たいと考えて「胃鏡」というものを考案しています。これは金属で作られたまっすぐなだけの筒だったので、とても普通の人には試せず、サーカスで剣を飲みこむ曲芸を見せていた人に実験台をお願いしたと記述が残っています。その後使われていた異境もほとんど曲がらない筒だったので非常に苦しく、やはり事故も起こっていて危険な物でした。現在の胃カメラの原型は、意外と知られて這いませんが、昭和25年に日本で誕生しています。東京大学付属病院の外科医であった宇治博士の発案を元に、オリンパス光学工業の技師達が完成させています。記念すべき初めての実権の際にはかなりの写真を撮ったようですが、なんとフィルムを入れ忘れていたようで、残念なことに一枚も撮影出来ていなかったのです。そして現在の内視鏡検査には胃カメラは使用されていません。長く親しまれた名前だけが残っているのです。

初めての胃カメラは結構大変でした

毎年検診を受けているのですが、今年は料金を追加して人間ドッグを受けました。人生初の胃カメラ検査です。胃カメラには鼻から胃カメラを入れるのと、口から胃カメラを入れるもの2種類あり、私が受診した胃カメラは、鼻から入れるものを推奨しているようでした。朝からいろいろあった検査も終わりに近づき、いよいよ胃カメラの番です。看護婦さんからいろいろ説明があり、こちらの先生は胃カメラ上手なので、大丈夫ですよ。他の病院で痛い痛いと騒いで中止した患者さんも、ここの先生は上手だね、と褒めてましたから、とおっしゃっていました。正直私は、そこまで痛いとは夢にも思わなく、綿棒を鼻の奥まで入れてインフルエンザの検査をしますが、ああいう感じかな、と思っていたのですっかりビビってしまいました。どちらの鼻から通すかテストしますね、と言って左から鼻から管を通しますがなかなか通りません。そしてかなり激痛でした。動くと引っかかって出血することもあるので、じっとしててくださいね、と言われてドキドキしながらも頑張って耐えていました。あんなに激痛に耐えたのに左の鼻の穴は通らず、右の穴に通すことに。鼻の穴が小さい方がいるので、あなたは小さいんですね、と言っていました。この時、なぜか出産の時を思い出しました。出産の時の痛みよりは全然大丈夫だから頑張ろう、と自分を励ましました。右の穴もなかなか通りにくく、時間がかかりましたがやっと通り、いよいよ先生の検査が始まりました。最大の苦しみは管がのどを通る時でした。何度もオエッとしたくなるのを我慢しました。でもしばらくするとだいぶ楽になり、先生と一緒に自分の胃の中を見れるくらいの余裕もでてきました。私の胃の中は自分で言うのもなんですが、きれいだな、と思いました。先生もきれいですよ、とおっしゃっていました。自分の体の中を見る機会はめったにないので感動しました。初めての胃カメラは大変でしたが、自分の体と向き合ういい機会になったと思います。